病院ではどんな治療をするのか?

対人恐怖症の治療は、病院ではどんなことをするの?

対人恐怖症というのは、

・心の症状:心配、不安、恐怖など
・身体の症状:緊張、動悸、身体の震えなど

という2つの症状に分けることができ、 この2つの症状にどう治療をするのかというと、薬物療法と心理療法を行っていきます。

まず、薬物療法ですが、患者さん個人個人の症状に合わせて適切に薬を処方してくれるので、 薬を服用することで対人恐怖症の症状がかなり改善されてきます。

処方される薬でよく使用されるのが

・SSRI
緊張場面での不安や消極的気分を解消してポジティプにする作用があります。 元々はうつ病の薬として開発されましたが、対人恐怖症にもよく効きます。

・β遮断薬
身体的症状を改善し、状況に対応できるようになり、自信を取り戻せます。

・抗不安薬
強い緊張を感じる場面で、不安を感じなくなるor軽くなる作用があります。

といった3種類です。

薬物療法は、症状が現れなくなっても暫くは飲み続けます。 なぜかと言うと、症状が現れなくなったからといって 服用を止めてしまうと、対人恐怖症が再発した時の症状が ひどくなる可能性があるからです。

ですから、症状が回復しても暫くは薬物治療が続きます。

心理療法では、自分にとって恐怖だと感じる場面での対処法や、コントロールの仕方を学んでいきます。

認知行動療法とも言い、“ソーシャルスキル・トレーニング”という方法を行います。

ソーシャルスキルとは、集団での約束事に沿った動き方や 日常生活・社会生活を円滑に行う為に必要な色々な コミュニケーションのことを言います。

ソーシャルスキルは集団の中でこそはっきりとあらわれるものです。

イメージトレーニングを行ったり、ボディランゲージの練習を行ったり、 コミュニケーションを学んだりすることで 対人恐怖症の症状を回復させていきます。


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